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会社情報
会社の生い立ち
1958年、国鉄技師長を退任された藤井松太郎氏(のち第7代国鉄総裁)が建設コンサルタントを意図され、当時の国鉄副総裁小倉俊夫氏の全面的御支援の下に会社設立を企画されたのが当社の始まりであります。
当時、建設コンサルタント業はわが国においてはまだ黎明期にあったので、その目標をさしあたり国鉄の直面していた東海道新幹線の調査・測量・設計等に絞りましたが、勿論将来は広く国内一般及び海外の開発途上国へのコンサルティング業務を期待していました。
創業資金については、鉄道弘済会を始め日本勧業銀行(現みずほ銀行)その他の各会社の協力を頂き、1958年8月8日資本金1,000万円をもって、日本交通技術株式会社が設立されました。
新会社の発足に先き立ち、1958年7月4日東京ステーションホテルで会社設立について打合せが行われ、発起人としてつぎの7名の方が委嘱されました。
- 財団法人鉄道弘済会会長 早川 慎一
- 八幡製鉄株式会社代表取締役社長 小島 新一
- 株式会社日本勧業銀行代表取締役頭取 堀 武芳
- 東京急行電鉄株式会社代表取締役社長 五島 昇
- 京阪電気鉄道株式会社代表取締役社長 村岡 四郎
- 東武鉄道株式会社代表取締役社長 根津 嘉一郎
- 元日本国有鉄道常務理事技師長 藤井 松太郎
創立当初から東海道新幹線の調査、測量、設計等に参画し、その後建設された全ての新幹線で設計に携わるとともに、在来線の複線化、連続立体交差化事業、地下鉄建設など各種交通インフラの整備にも参画しました。
当社はこうした仕事を通じて、我が国の発展と国民生活の利便性向上に貢献してきました。